テニプリ
□KISSプリーズ
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「キスしてください」
「・・・。」
ここは誰もいない部室。しかも密室。(鍵は開いているけども)
男ならキスを強請られてそんなおいしい状況を逃すはずはないが、この場合は関係ない。
青春学園3年テニス部部長・手塚国光は、後輩・越前リョーマの言葉に一時停止した。
「部長?キスしてくださいってば」
そんな、テニスの相手してくださいみたいなノリで言われても。
「理由は?」
「部長のキスに興味があるから」
どんな興味だ。
第一俺もお前も男だぞ。
「越前。自分が何を言っているのか分かっているのか?俺は男でお前も男だぞ。
第一そういうのは好きな者同士でするものだ。」
「オレ部長のこと好きですけど?」
それはありがとう。って違うだろ。