-捧げ物-
□遊戯
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「カードゲームさ♪」
「…僕に勝てるとでも?」
「勝ってみたいからやりたいんさ!」
そう会話を交わしながら
ラビは自分の服のポケット
からトランプを取り出した。
「ルールはこうな。
一回勝負で負けた方が…」
「?
負けた方が…?」
「相手に自分なりに愛を伝えるコト♪」
「…?!///」
「ぁ、愛してるだけじゃ
ダメな♪」
自信満々に言い出したラビに対し、アレンは顔を赤くしていた。
「さー、始めるさ〜♪」
ラビが切り出す。
「ちょっ、待って!///」
「ぁれれぇ?
アレン負けるのが怖い?」
ニヤっと笑うラビ。
その発言にカチンッときて
しまったのか、むッという顔をしてアレンが自らトランプをきり始めた。
「知りませんよ?
絶対ラビから言わせてみせますから!!」
「その時は何するか分かんないケドなぁ♪」
そんなコトを言い合いながら、
漸くゲームが始まりました。
が。
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