-捧げ物-
□遊戯
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アレンはそれどころでは
なかったようで…
(なんでゲームに負けたら今更告白なんてしなくちゃいけないんだ…
勝てないって知ってるくせに‥
ラビ何を考えてるんだろう…///
でも、その前に僕がいつも通り勝ってしまえば問題はないし!
だけどもし負けたら言わなくちゃいけないし…)
そんなコトをもんもんと
考えているうちに。
「コール、さアレン…?♪」
「!?」
思いっきり自分の世界に入りながらやっていたアレンはビクッと肩を震わせた。
恐る恐るラビのカードを
見てみると綺麗に並んだ
ロイヤルストレートフラッシュ。
アレンの反応をニヤニヤしながら見るラビ。
「アレン、そんなに一生懸命言う言葉考えてたんさ?良い言葉は見つかった?」
「〜ッッ!!///
ぁの…ッ‥」
「さぁーて♪約束さぁー♪」
戸惑うアレンはお構いなしにラビがニコっと言い出す。
愛してるだけじゃダメだぜ〜?なんて言葉を言いながらアレンの反応を楽しんでいるかにも見える。
「ぁ、なんなら行動で示してくれても俺は大歓迎さぁ♪♪」
それを聞いてやっぱり赤くなってしまうアレンを見てラビは
「冗談さ♪
どんなとこが好きーでも良いからさ。」
等と言った。
だが、アレンがとった行動はラビの予想を越していた。
チュッ
「……!!!??///」
ビックリしていたのはラビの方だった。
あのアレンが自分からキスをしているのだから。
「ん…ッぅ…///」
普段はラビが半ば強引に口の中を占領するのだが、
今回アレンは自分で舌を絡ませていた。
そして開放される唇。
「ハッ‥ハァ‥ッ///
これで十分でしょぅ?//」
「………十分です…///」
アレンだけじゃなくラビまでが照れる。
どことなくバカップルな彼らは、暫く目が合うだけで顔を赤く染めたとか…
そして教団内で有名な
バカップルのゲームの話が
できましたとさ♪
⇒END
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