短編
□素直
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ここ十番隊いつものように
十番隊隊長日番谷冬獅郎は執務室で大量の書類をしていた
「っく、松本のやろぉいつもいつもサボリやがって、絶対減給してやる」
とつぶやきながらひたすら大量の書類をどんどん片付けていく。
そのころサボリの副官はというと……
「なんやぁ〜乱菊さっきから煎餅ばっかりたべて。はょ戻らんと十番隊長はんが困るんちゃうの?」
「あー良いの良いの隊長は私がいなくても全部片付けてくれるわょ」
「本間十番隊長はん気の毒やわ」
「あんたにだけは言われたくないわょ。あんただってさっきから喋ってばっかで書類やってないじゃない」
「僕はええんょ、イズルがやってくれるさかい」
「なによ、あんただってやってないじゃない」
「僕は少しやったもん。乱菊は少しもやってないやろ」
「あまりかわらないわょ」
二人が言い合ってる時に
「もぉ、いい加減にして下さい。市丸隊長いい加減に手伝って下さい。松本さんも早く十番隊に戻って下さい」
「なんでやぁ、イズル。それは堪忍してやぁ」
「ダメです!!!」
「じゃあ私もそろそろ戻ろと」