年上彼氏との恋物語【完結】

□第十六話
1ページ/9ページ

暫らく衣都の寝顔を見つめていると


モゾッと腕の中で衣都が動き出し目を覚ました


「…ん‥あっ、晃サン、おはよう」



まだ覚醒しきれてないのが分かる


「おはよう‥」



ガバッ

「晃サン!? ね、熱は?
大丈夫??」


突然、腕の中から飛び起き俺を見下ろしながら尋ねる衣都



見下ろされるってのも悪くない

「ん‥衣都の看病のお陰だな!」




「良かったぁ‥ ホッ」



「俺的にも今、最高だな」


「え?」



「最高の眺めだ」


そう言って目の前の衣都の乳首を指で弾いた



「!!///」


真っ赤な顔して布団を被ろうとする衣都の手を掴んだ


「な‥なに?///」



「朝から目の前に美味しそうなモノ見せられたら食べたくなんだろ?」



そう言って衣都の上に覆い被さった



「あ、晃サン! 今、朝だから!!

明るいし!! それに病み上がりだし!!」



一生懸命に拒否の言葉を喋ってるが


真っ赤な顔しながら言われても説得力なし


それに最初から聞く耳ねぇし



「俺の体心配してくれんだ?

その前に自分の体の心配しろ!!」




「い、いや‥だから!

明るいから恥ずかしいし」



「明るくなかったら衣都の全部見れねぇだろ‥」



「や、見なくていい///」


「‥全部見せろ…衣都の体は俺のモノだろ」



「や、だか‥‥ン!!」


これ以上、焦らされんのも嫌で無理矢理 衣都の唇を奪った



下唇を甘噛みしたり軽く吸ってみたり


少しづつ角度を変え深いキスをしていった



「ンふ‥‥ふぁ‥」


唇をだんだん下へとズラし衣都の体を見た



白い肌の中でピンク色が2つ



もう少し下に目線をズラせば黒いグラデーションが見える



たった3色


この色の配置に欲情する



黒いグラデーションの中に手を添えれば
小さな粒が衣都をより一層悩ましく見せてくれる



その下の泉は限りなく水を湧き出し俺を頂点へと誘う


甘くトロミのある水は、いつまで飲んでも飽きがこない



衣都の体は俺の視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感全てを刺激する


出せれば済む話。
別に他の女でも体の快感は然程変わらないかも知れない



だが、交わってる時の幸福感


これだけは他の女では味わえない





次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ