ヨロズ小説置き場
□●全ては誰のせいだ!!?
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ここはオーブのアスハ邸…
カガリは受信機越しにため息をついていた。
「カガリ?どうしたの?」
「あぁ、キラか…」
さっき国防本部から連絡があったみたいだけど何かあったのか…。
「…実は…来てるみたいなんだ…」
またもため息をつくカガリ。
…カガリが疲れてる理由はわかってる…まさかまだ諦めてなかったなんて…!!
「…アスランまた来てるんだね。」
「あぁ…」
…アスランめ…まだカガリに付きまとっていたなんて…(怒)
「まってて、カガリ。すぐに僕が追っ払ってきてあげるから…♪」
僕はカガリの頭を撫でて搭乗機へと向かった。
「―――システムオールグリーン、カスパルト配合、ストライクフリーダム発進どうぞ…!」
「キラ・ヤマト、フリーダム、行きます!!」
ストライクフリーダムは秘密工房から海岸へ向かった。
さっそくレーダーに反応が…
『インフィニットジャスティス』…間違いない、ズラだ!!
「アスラン!!」
「…!!キラ!?なんでお前がここに!!?」
「…それはこっちが聞きたいんだけど…」
通信機越しに話す…キラとアスラン。
「俺は…カガリに会いに…『迷惑してるってわからないの!!?』」
「―――キラ!!?」
「…いつも君はカガリを縛っていてカガリがうんざりして、疲れてる…君はカガリのことを理解しようともしていないの!?」
猛進に言う僕。
「―――嘘だ!!アイツが…カガリがそんなこと言うはずがない!!」
うわぁ…
自意識過剰野郎☆
「君みたいな奴にカガリは渡せないよ。(黒オーラ)」
「キラ?何言ってんだ、だってカガリは…」
まだ言っちゃうわけ?こりないなぁ…(怒)
「はぁ、とにかく諦めて帰ってよアスラン!僕お腹減ったんだけど?」
「だったら話が早い!カガリを出せ!!!」
「カガリカガリって煩いよズラ!!!」
「―――狽ソょ!!?」
「カガリの何が分かるの?ザフトに戻ったりフラフラして…浮気するのもいい加減にしてよ!…ユウナの件だって助けに来なかったくせに…!!」
「…っ、黙れっ!!お前こそカガリカガリって五月蠅いぞ、このシスコン!!!」
「…だったら何さ?」
「はぁ…?」
「シスコンだったら何だっていうの?まぁ、君には関係ないケドね…♪(笑)」
激しく火花が散っている。
―――っとそこに新たな機体が…
「『デスティニー』!!?シン来てくれたのか。」
「あまりにも新作ハロ作るとかいって材料の買い出しに行ったはずのアスランが遅すぎるってルナ達に連れて来いって言われたんですよ…(怒」
呆れながら説明してくれた。
「アスラン、早く帰った方がいいんじゃない?…それより新作ハロの材料ってジャスティスに乗んなきゃ手に入らないわけ?」
何ともありえない理由だよね…まさかこんな嘘でカガリに会いに来ようとするなんて…(怒)
「だから、カガリにあったら直ぐに行くって!!」
「アスランが早く帰ってこないとルナに怒られるのは俺なんだぞ!!?とっとと帰ってこいよ!!!」
あーぁ…身内喧嘩が始まったよ…………早く帰ってごはん食べたいんだけど…。