無双
□夏の脅威
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「これから水遊びしようと思ってね。公績を誘うために探していたの」
「水遊びですかι」
暑いのはわかるが、その服装で水遊びはヤバいだろ…
自然に自分の目が下に行くにつれ、水遊びをしている尚香が頭に浮かぶ。
それに気付くと、やらしい頭の中の妄想を消すために勢いよく消えるまで横に振った。
その行動は自分しか分からず、他の人から見ると何をやってるのかっているのかと、不思議な目で見られる。
「? いきなりどうしたの?」
「いや、ほら、暑くて髪が汗で濡れちゃってι」
「それこそ水遊びをして流しましょうよ!」
苦しい言い訳をしたのが運の月なのか、水遊びをする流れへとなっていく。
さすがに今行ったら自分の理性が持たない。といゆうか危ない。
今度は必死で今は行かない言い訳を考えた。
「でもここも結構涼しいですし、今日はここで寝ません?」
「ここで寝るより、絶対水遊びしたほうが涼しいわ」
「それは俺が嫌なんです」
優しく尚香の左の頬を撫で、女を虜にするような微笑みをする。
「姫のその姿を見せるなら、ここで独り占めしていたほうがいいですからね」
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