無双
□戦場の最強コンビ
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「りっくそ〜んvV」
「うわっ!!」
ドサドサドサッ
陸遜は自分の部屋で軍の配置を考えていたところ、尚香に後ろから飛び付かれ、その勢いで前に倒れた。
山の様に置いていた書物や軍事費用の事が書かれてある物が、この衝撃により雪崩となって落ちてきた。
「いたたた……尚香様は相変わらず元気ですねιお陰で私の仕事を増やしましたね(-o-;)」
アハハ、と陸遜は苦笑いする陸遜に対し、尚香の笑顔は途切れなかった。
そんな尚香に陸遜は怒ろうとしても、怒る気がしなかった。
「だってだって、陸遜と一緒の部隊なんだよ〜♪陸遜と一緒に戦えるって、すっごく嬉しい事なんだからvVあっ、でもそうなったら……」
尚香の表情は話ながらコロコロと変わるので、陸遜はそんな尚香を愛しく思った。
「私も嬉しいですよ。貴女と一緒の部隊で……ですが余り無茶をなさらないでくださいよ?先に、貴女のせいで落ちた書物を一緒に片付けましょうか?」
「えっ!?」
周りを見渡すと、部屋全体に書物が散らかっていた。