そうして彼女は海にとけた
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地上は　危険な場所
　だから行かないで


嵐の日に
私は彼を見つけた
沈めてしまえばよかったわ
いいえ　いいえ
沈めないでよかったの
どっちが
ただしいのかしら


ここは　安全な場所
　だから　ここにいて


晴れた日に
私は足を手に入れた
彼にあえるのならば
声なんていらなかった
ええ そうだわ
いらない と思ったの
そんなわけ なかったのに


ここは　永遠の場所
　だからもどってきて


雨の日に
私は剣を受け取った
もう他に道はないの？
問いかけながら分かっていた
沈めてしまえなかったあの時に
望みはもう 決まっていたの


王子さま
どうか　お幸せに